こんにちは、ゆうじんです。
お待たせしました返校 -Detention-(ヘンコウ・ディテンション)攻略記(その9)です。
前回、大きな影に追われつつも、生徒指導室に到着したレイ。そこである生徒の『指導記録』を発見します。それをみた瞬間、レイの意識は飛び、自室にいた時のことを思い出します。
レイの両親は喧嘩しており、レイ自身も将来への希望を持てずにいました。両親の喧嘩から目をそらすため、ベッドで眠りについたレイは再び講堂で目を覚まします。しかし、講堂はボロボロになっており、以前と様子が違います。仕方なく、レイは校舎に戻りますが、校舎も同じく雰囲気が違ってしまっています。
今更、後にひく道もありません。今回は、戻ってきた校舎の中を探索することにしましょう。
では、はじまり〜、はじまり〜。
※本攻略記はネタバレありのプレイ日記ですので、未プレイの方はご注意ください。また、文中のキャラクターの発言・行動は、ゲーム内での会話や行動をそのまま使っている以外に、筆者が脳内補完している部分がありますので、ご容赦ください。
伝説の二人組み“黒白無常”
レイが覚えている校舎と雰囲気が異なりますが、このままここにいても仕方ありません。早速、校内を探索してみます。
少し歩き始めると、セーブポイントの赤い祭壇がありますが、その横のテーブルの上に何か紙が置かれています。
紙を手に取ってみると『黒白無常』という絵です。絵をみると2人組みの男が書かれています。説明を見ると「彼らは死の遣いで、死を迎えた人の元へ魂を取りに来る」とのこと。
これまでこういう絵があった場合、その後すぐに霊として出てきています。ドキドキしながら前進すると、奇妙な扉が現れます。
扉には2体の人物が彫ってあります。なんだかどこかでみたような、、、。さっきの絵の黒白無常とそっくりです。ただ、手をみると、何か持っていたものを抜き取られたように見えます。もう一度、先ほどの絵を見返すと、絵では“羽根の扇”と“木の札”を持っているようですが、扉の彫刻にはありません。もともとなかったのかもしれませんが怪しいです。。。
扉には鍵がかかっていて開きません。何か手に戻せば開くかも、、、まずは他の場所を捜索しましょう。
太鼓持ちの仲間、提灯持ち?
廊下の片方は黒白無常の扉で行き止まりなので、逆方向へ探索してみます。廊下を歩き出すと、人形劇クラブの荷車があり、そこに紙が置かれています。
紙を見ると『提灯持ちの霊』の絵が描かれています。内容は「提灯持ちに出くわしたら、目を背け、じっとしていること。どんなに近寄られても、慌てずに離れるまで待て」とのこと。
どうやら、新しい霊“提灯持ち”への対処方法を教えてくれているようです。覚えておくようにしましょう。
燃える煉瓦窯を発見するも…
そして荷車を通り過ぎると、部屋があるので入ってみます。
中には以前、生物室で見たホルマリン漬けの奇妙な検体が飾られています。うーん、ここは生物室なのかなあ?
さらに部屋の奥へ進むと、赤々と燃える『煉瓦窯』があります。レイはこのタイプの窯に見覚えがあるようです。
レイ「そういえば、母さんが言っていた。冥銭を燃やすのは私たちの健康と幸運のためだって。」
この窯は物を作るためのものではないようです。冥銭を燃やすという台湾の文化で使うもののようです。しかし、これまた手元に冥銭などはありません。
地下の独房と人形
廊下の突き当たりの扉は鍵がかかっていて開きません。廊下の突き当たりには、地下と2階へ続く階段があるので、まずは地下から捜索してみます。
地下に降りると、そこには独房があり、誰かが閉じ込められています。。。
驚いて独房の中をよく見ると、それは人間ではなく人形です。
レイ「人形が跪いている…背中には木札が取り付けれらている。頭が袋で覆われていて、誰なのかわからない。」
赤色の木札!?って、1階の黒白無常が持っていたものでは!!!と思いますが、独房の扉は開かないので、先に進みます。すると、独房は1つではなく、2つ目の独房が現れます。中には同じように人形が跪いていますが、先ほどの人形とは違います。
レイ「この人形は、頭を覆っている袋に血がついている。」
さらに進むと、今度は大きな『香炉』があります。
レイは香炉を見つめながら呟きます。
レイ「家族でお参りするときは、母さんが三本の線香に火をつける。そして悩みごとをうんざりするほど並べて、祈りを捧げるのだ。なぜ母さんは現実の人間に相談せず、目に見えない神に任せるのだろう?」
なるほど、夫婦仲の悪いレイのお母さんは悩み事が多くて、神頼みもしていたようです。それだけ悩みは深かったということでしょう。それにしても、若干、お使いゲームみたいで少しゲンナリしますが、線香を見つけたら持ってきましょう。多少、お使いゲームでも、物語がグイグイ引き込んでくるから、面白くてやめられないんですよね。うーん、いけず。。。
さらに先へ進むと、3つ目の独房を見つけます。しかし、3つ目の独房は開いており、誰もいません。
そして4つ目の独房は、一瞬、人形が見えますが、すぐさま消えてしまいます。そして残されたのは空の独房です。
意味がわかりません。ですが、本当に意味がないものを登場させるはずがありません。ここまでの暗喩の奥深さから推測するに、これまた何かの暗喩に間違い無いですが、わかりません。謎が難しすぎる。。。
冥銭を燃やすと
地下の独房を通り過ぎると、金属製の扉がありますが鍵がかかっています。先には進めないようなので、無駄足だったかと思いますが、扉の脇に何かが置かれています。
手に取ってみると、それは『冥銭』です。説明を読むと「寺院で燃やすための紙。あの世の魂に捧げることで、幸運と繁栄を願うことができる」とのこと。先ほどレイが説明してくれたことと同じです。
となれば、早速1階の窯で冥銭を燃やしてみましょう。1階に戻って煉瓦窯に冥銭をくべてみます。レイは祈りの言葉をとなえます。
レイ「おお、あの世の魂たちよ、冥銭を捧げます。どうかお守りください…」
祈りとともに冥銭を燃やすと、窯の火が消えます。そして、窯の底から『羽根扇』を見つけます。窯の中にあったのなら、燃え尽きて灰になるはずですが、扇は全く燃えていません。不思議でたまりません。とにかく、これは黒白無常の彫刻に戻せそうなので、回収しておきます。
窯の火が消えた途端、部屋の天井からたくさんの人形がぶら下がって落ちてきます。人形劇クラブの人形でしょうか?意味がわからず、人形の下を潜ろうとすると、あっさり殺されてしまいます。
え〜、さっきの新手の霊なの〜。そりゃ、わからんよ。文句を言う間もなく、いつも通り、モノトーンの世界でレイは目覚めます。セーブポイントに戻るべく、歩いていると、これまたいつもの老婆が現れます。
老婆「あの人の形をしたものは悪鬼に憑かれている。あれを見たら悪霊だと思え。」
悪霊の対象方法は「息を止めてやり過ごす」ということなので、とりあえずセーブポイントまで戻りましょう。セーブポイントへ戻る際にメッセージが現れます。
『悪しき思念は積み重なり、やがて意志を持つ…その力は渦を巻き大嵐へと姿を変える。』
再び、天井から人形がぶら下がっている場面から再スタートです。今度は、息を止めて人形の下をくぐり抜けます。息を止めているからか、無事に通り過ぎることに成功します。
無事に通り過ぎたので、手に入れた「羽根扇」を1階の黒白無常の扉に使えるか試してみます。すると、予想通り、扇はピッタリ彫刻の手に収まります。
もう一体の像には、多分、地下の独房で見かけた木札が収まるのではないかと思いますが、、、木札は今は取れないので、先に行けるところの探索を続けましょう。
さて、今回はここまで。
次回は、今いる校舎の探索を続けます。
では。