こんにちは、ゆうじんです。
お待たせしましたDex(デックス)攻略記(その14)です。
秘密結社コンプレックスがAIケテルを倒すために開発している新型AI “GSV-2”。その開発拠点を特定するため、情報を持っていると思われるコンプレックスの私設弁護士ミランダ・プラヴォスキに、デックスは会いに行こうとします。しかし、ミランダがいるハイライズ地区は街の最北東部にあり、拠点である“トニーズ”からは遠い道のりです。
ハイランズ地区を目指して移動を始めたデックスは道中で享楽の店“アフロディーテ”を見つけます。そう言えば、中華レストランのウェイトレス・チュンタオから兄のシェンを探して欲しいと頼まれていましたが、シェンの彼女リリーがこのナイトクラブを営んでいるはずです。リリーに会ってシェンの居場所を聞くと「シェンは彼自身の意思でアフロディーテでホストとして働いている」といいます。
●主人公デックス:人生に悩むうら若き女性。史上最高のAIケテルのデータを脳に保存された“種”として、秘密結社コンプレックスに命を狙われる。敵に対抗するため、人体拡張(サイボーグ化)を行った。 |
ナイトクラブで彼氏が働くのを平気な顔で話すリリーに怪しさを感じたデックスは、こっそりと店の裏側を捜索することにします。すると、デックスはリリーのパソコンから一通のEメールを発見します。そこには、リリーが男性たちを薬漬けにして人身売買している事実が書かれていました。さらに探索を続けたデックスはシェンを見つけ、家族の元へ帰るように説得しますが、シェンは全く取り合おうとしません。しかし、証拠のEメールを見せると、シェンも流石に己を取り戻して自宅に戻ります。折角の“商品”が消えてリリーは憤りますが、後の祭りです。
デックスが事件の経過をチュンタオに報告しに戻ると、一足先に帰ったシェンが薬の中毒に苦しんでいることを知ります。リリーのオフィスで見つけた中和薬をチュンタオに託したデックスは兄妹の幸せを祈り、再び、ハイライズ地区へと向かい始めます。今回こそはミランダを見つけ、GSV-2の開発拠点の情報を手に入れましょう。
では、はじまり〜、はじまり〜。
※本攻略記はネタバレありのプレイ日記ですので、未プレイの方はご注意ください。また、文中のキャラクターの発言・行動は、ゲーム内での会話や行動をそのまま使っている以外に、誤訳、意訳、筆者が脳内補完している部分がありますので、何卒ご容赦ください。
ハイライズ地区に到着!
アフターライト大通りを抜けると、そこはもうハイライズ地区です。
ハイライズ地区はオフィス街になっているようで、これまでの繁華街や盛り場の雰囲気が異なります。歩いている人も、心なしか会社員チックです。弁護士のミランダがいるのも頷けます。
ハイライズ地区を探索するとすぐにビルの入り口を見つけます。入り口の脇には看板があり、危うく見逃してしまいそうですが“39番ビル”と書いてあります。そういえば、デッカーからミランダは39番ビルの最上階にいると聞いていました。早速中に入ります。
ビルのエレベーターもハイソな感じ。金持ちの香りがプンプンします。。。目指すは最上階なので、5階まで直行です。
エレベーターを降りると、なんとそこは屋上のペントハウスです。これだけ立派な建物であれば警備は間違いなく厳重なはずです。心を引き締めて中に入りましょう。
まずは監視カメラの破壊から…
ペントハウスの中に入ると、想像通り、監視カメラと攻撃してくる警備装置がそこら中に設置されています。監視カメラに見つかると攻撃を受けてしまうので、捜索する前に全て破壊しておきます。
拡張現実(AR)モードに切り替えて、全ての監視カメラをハッキングして破壊していきます。妨害してくるウィルスや防壁もありますが、サイドクエストをちょこちょこクリアしてレベルアップしたおかげで負けることはありません。よしよし。
凄腕ですやん、ミランダさん…
全ての監視カメラを破壊し終わると、本格的に探索タイムのスタートです。まずは入り口近くのテーブルに2つの記事を発見します。
一つ目の記事は「新特許訴訟はバイオファームテック 社が勝訴」とあります。内容は「バイオファームテック 社がユニヴァーサルフーズ社に“パープルエース(Purple Ace)”の特許裁判で勝訴しました。バイオファームテック 社の弁護士ミランダ・プラヴォスキ氏は記者に『本日の判決は我々を勇気付けるものでした。今後も我が社の知的財産を守るためにはあらゆる手段を講じて参ります。いかなる企業であっても我が社の研究者たちの“労働”の成果を剽窃するようなことは見過ごしません』と語った」とのこと。どうやら、秘密結社コンプレックスの傘下の企業の特許裁判をミランダが担当して勝利に導いたことを伝える記事のようです。
二つ目の記事は「イコル社敗訴、レッドウッド・ワッツ(Redwood-Watts)は即時閉鎖を命じられる」とあります。女性の顔写真が大きく写っていますがミランダでしょうか。記事の内容は「公判から数週間が経過し、イコル社からの圧力に敗訴が濃厚だった原告代理人のミランダ・プラヴォスキ氏が勝訴を果たした。イコル社の最先端の技術やセキュリティシステムを保有する研究施設レッドウッド・ワッツ(Redwood-Watts)は一連の不可解な事故を起こした末に閉鎖を当局から命じられることとなった。プラヴォスキ氏はこの街ハーバー・プライムを代表して厳しい訴訟に臨んだが、セキュリティシステムの詳細な回路図や事故のビデオ映像などの証拠を示したことが、勝訴につながった。判決で裁判官は、イコル社に当該研究施設を廃棄し、被害者遺族への補償することを命じている。代理人がどのようにしてこれらの証拠を手に入れたかは定かではないが、イコル社と深いつながりを持つ者の協力があったものと思われる」とのこと。こちらの記事も、ミランダが裁判で勝ったという記事です。今回の裁判では、勝訴したことである研究施設(レッドウッド・ワッツ)を閉鎖させたみたいですね。それがどういう意味かわかりませんが、いずれにせよ弁護士としてミランダはかなりの凄腕なのは間違いありません。
さらに探索を続けます。
ミランダは脅迫されてるの???
1階の捜索が終わったので、2階に上がります。先に監視カメラを潰しているのでサッサと進みます。
2階に上がってすぐの部屋に入ると、ガラス張りのオフィスがあります。流石に屋上のペントハウスだけあって見晴らしが良いです。誰もいないので、部屋を調べると、鍵のかかった金庫があります。鍵開けスキルMAXのデックスの前には、鍵はないのも同然です。ちゃっちゃと開けちゃいましょう。
鍵を開けると、中から『ミランダのPDA』を発見します。えっ、電脳の時代にPDA?と思いますが、ミランダは電脳化していないのかもしれないと脳内補完しておきます。。。アイテム詳細で確認すると「Eメールによると、ミランダは夫の命を盾に脅されていたようだ」とのこと。
さらにPDAを確認すると「イコル社訴訟についての指示」として、ミランダがマイクD(Mike D.)という人物から脅されていたやり取りが残っていました。内容は「イコル社との訴訟を勝利に導かなければ、イコル社に勤めるミランダの夫に罪を被せるぞ。だが、勝訴さえすれば、我がコンプレックスの代理人として雇い、夫の無事も保証しよう」とのこと。
キョトン (°ω°) 、凄腕の女弁護士と思っていたミランダ自身、秘密結社コンプレックスに脅され、協力させられていたようです。コンプレックス恐るべし。
さらにデスクの上にミランダのパソコンがあります。ハッキングが可能なので、他にも情報がないかと思って頑張ってハッキングしますが、得られる情報はPDAのEメールと同じものです。
どうやら鍵開けのスキルがない場合には、このパソコンをハッキングして脅迫の事実を手に入れるようです。いろいろな攻略方法があるということですね。なかなか手が込んどりますな。
ミランダとの会話…
他にめぼしいものがないので、さらに隣の部屋に探索に入ります。
すると、部屋の中にはミランダがポツンと立っています。彼女はデックスをみると怯えた声で叫びます。
ミランダ
「お願い、大丈夫、全て順調よ。あなたもそうでしょう。問題はないはずよ。ここは私のアパート、出て行ってちょうだい。警備は呼ぶ必要はないように。」
ミランダはデックスを強盗と思ったのか、ひどく怯えています。
デックス
「あなたを傷つけるつもりはないわ。でも、このまま帰りもしない。いくつか聞きたいことがあるの。GSV-2プログラムが、どこで開発されているか教えてちょうだい。」
ミランダ
「GSなんですって?何を言ってるか全くわからないわ。」
とぼけるミランダですが、身の危険を感じているからかもしれません。コンプレックスに脅迫されて、彼らの手先となっているなら尚更です。安心させて情報を話してもらいましょう。
デックス
「奴らがあなたを脅しているなら、私は助けることができる。だから、知ってることを教えて。」
ミランダ
「力強い言葉だこと。いいこと、私を守ってくれるとしても何も言えることはないわ。GSV-2プログラムは機密扱いにされているの。彼らは私に何も教えてくれなかった。本当よ。でも、ある程度は推測できる。この街ハーバー・プライムで、GSV-2ほどの規模と技術を扱える施設は1つしかないわ。郊外の丘にある、恐ろしくセキュリティが厳重な…そう、レッドウッド・ワッツ(Redwood-Watts)研究所よ。」
ミランダの推測としては郊外のレッドウッド・ワッツ研究所でGSV-2が開発されているんじゃないかとのこと。そんなに簡単に口を割って大丈夫かと心配になりますが、コンプレックスに脅迫されていやいや協力しているからでしょうね。さらに、ミランダと話をすると、コンプレックスが汚い手を使っていたことがわかります。コンプレックスは裁判を通じてイコル社が持つレッドウッド・ワッツ研究所を閉鎖させ、二束三文でその研究所を買収したというのが事実でした。
そこまでして、レッドウッド・ワッツ研究所を手に入れたかった理由は、研究所の技術を使ってGSV-2を開発したかったからに違いありません。レッドウッド・ワッツが開発拠点となっていると見て間違いないでしょう。目的だったGSV-2の研究拠点の情報を手に入れたので、デッカーに報告しましょう。
前任者リッチモンドを探せ!
トニーの店に戻って、デッカーにこれまでのことを報告します。
デックス
「ミランダによれば、ハーバー・プライムでGSV-2を扱えるような施設は1つしかないわ。それは、レッドウッド・ワッツ研究所よ。」
デッカー
「よくやった!レッドウッド・ワッツか。ふむ… そこは知っている。セキュリティの高い施設だ。奴らがGSV-2をそこで開発しているのもうなづける。ただ、正面から攻めるのは自殺行為だ。施設の図面や警備の情報、全部集める必要があるな。くそっ、時間がかかるな。」
研究所への潜入に頭を悩ませるデッカーですが、何かに気づいたのかトニーが割って入ります。
トニー
「デッカー、ちょっと聞いてくれヨ!リッチモンドがレッドウッド・ワッツで働いてたじゃないか。そこのセキュリティ部門にいたはず。覚えてないかい?」
デックス
「リッチモンドって誰?」
デッカー
「リッチモンドはレッドウッド・ワッツのセキュリティシステムを設計・始動させた人物だ。レッドウッド・ワッツが危険だというスキャンダルが起きた後、奴はセキュリティ業界での職を失い、名声も失った。秘密結社コンプレックスの完勝だな。最後に聞いた話じゃ、リッチモンドはスクラップヤードのトレーラーハウスに住んでいるらしい。デックス、奴がまだそこに住んでいるか確認してくれ。レッドウッド・ワッツの全てを知る男だ。奴ならセキュリティシステムへの潜入方法を知っているだろう。」
リッチモンドはレッドウッド・ワッツ研究所のシステムを構築した人物です。確かに彼の力を借りることができれば、研究所への潜入の助けになりますね。
さて、今回はここまで。
次回は、リッチモンドが住んでいるというスクラップヤードに行ってみましょう。
では。