Dex(デックス)攻略記(その23)海底研究所からの脱出!そして…

こんにちは、ゆうじんです。

お待たせしましたDex(デックス)攻略記(その23)です。

前回、レイキャストに海底研究所から脱出するために、クローンを殺すように言われたデックスですが、そら以外の方法がないのか悩みつつ、研究所の中を探索しました。すると、ケテルプログラムを開発していた研究チームの一人、レインを発見します。

レインによれば、彼の作ったプログラムを使えば、クローンの記録を書き換えることができ、コンプレックスから完全に自由に解放することができると言います。

●主人公デックス史上最高のAIケテルのデータを脳に保存された“種”として、秘密結社コンプレックスに追われる。レイキャストと同じく、コンプレックスが創った“クロウ”のクローン。
他の主な登場人物(クリックすると開きます、ネタバレあり)
レイキャスト:突如、デックス宅の通信機器をハックし警告してきた謎多き天才ハッカーその実態は、コンプレックスが創った初期のクローン、0号と呼ばれる存在。
デッカー:ハッカー御用達のバー『フィクサーズ・ホープ』のマスター。秘密結社コンプレックスに詳しく、デックスの逃亡に協力する。デックスが拉致されるのを防ごうとしてアーマギアー兵に襲われる。死亡した模様…(泣)
トニーデッカーの知り合いのハッカー。デッカーによれば、腕は良いらしい。やや太った体型に、キャップをかぶったITギーク。トニーズの店主。『Huge&Natural』の熱烈な愛読者。
ドクター・ニールズ:中華街でクリニックを開業している医者。インプラントによる“拡張”手術では右に出るものがいないすご腕。デックスの拡張を行ってくれる。
ミスター・ホルム:ドクター・ニールズの友人。フィクサーズ・ホープの隣で薬局を開いている。人体拡張した患者の手当をして、過激派トゥルーボディーに脅迫されていた。感情に乏しいのは、妻子を撃ち殺されたため。
ミランダコンプレックスの私設弁護士。GSV-2開発のために、競合他社の研究所を裁判で勝ち取ってきた。しかし、彼女自身も夫を人質にコンプレックスに脅されていた。
リッチモンドレッドウッド・ワッツ研究所のセキュリティシステムの設計者。コンプレックスに陥れられてクビとなり、スクラップヤードに引きこもる。ミランダの夫。
エリザベス・スターリングレッドウッド・ワッツの首席研究員。GSV-2のあるサーバールームへのキーカードを持つ3人のうちの一人。愛称はエリー。助手のロボットに、殺害された同僚イアンの名前をつけている模様。
ミッチェル・ブライアンレッドウッド・ワッツの安全管理局長。研究所を守るアーマーギア連隊を率いる元軍人。精神的に不安定で捕虜を虐待したため、不名誉除隊となった。
クラッシュ:リッチモンドの後任のレッドウッド・ワッツ研究所のITセキュリティ担当。クラッシュはハンドルネーム。本名ウェイド・マーフィー。凄腕の元ハッカーとして多数の暴露に関わり、敵が多い。
ハモンドコンプレックスの海底クローン研究施設の監督者。彼の研究を白日のもとに晒せば、コンプレックスを倒すのも夢ではない。悪徳ハゲ親父。

これまでの旅の中で、デックス自身もクローンでありながら、いろんな人の人生と交わり、人生の素晴らしさ(辛さも含め)を感じてきました。クローンだからと言って、彼らを殺すことができないデックスは「クローンを助ける」ことを選択しますデックスは海底研究所の監督者ハモンドを拘束し、メインフレームにレインから渡されたプログラムをインストールしました。

これで海底から脱出する方法がなくなったデックスですが、気持ちは晴れ晴れとしています。今回は、デックスの選択をレイキャストに伝えに行くところからスタートです。

では、はじまり〜、はじまり〜。

※本攻略記はネタバレありのプレイ日記ですので、未プレイの方はご注意ください。また、文中のキャラクターの発言・行動は、ゲーム内での会話や行動をそのまま使っている以外に、誤訳、意訳、筆者が脳内補完している部分がありますので、何卒ご容赦ください。

また騙したのか!?レイキャスト!!

クローンを助ける選択を行なったデックスは、レイキャストの話では潜水艇が使えなくなるので、もう海底研究所から脱出できません。ま、それはそれとして仕方ないので、諦めてレイキャストの元へ戻りましょう。

そういえば、レイキャストの元へ移動する途中にレインもいるので、レインに先に会いに行きます。レインはデックスの姿を見つけると笑顔になります。

レイン

「ありがとう。本当にありがとう。君のやったことがどれだけ皆のためになるか。コンプレックスに負けないでくれ。奴らに止めさせてはいけない。戦い続けるんだ。」

デックス

「わかってるわ。私はここから逃げるわよ。」

逃げる方法はわかりませんが、、、ま、ここは少し強気に返しておきまましょう。強がりですが。

さて、レイキャストの元へたどり着くと、レイキャストは残念そうな声で話しかけてきます。

レイキャスト

「ここから全て見ていたよ。君にはがっかりだ、デックス。コンプレックスの手に検体が残されたということだ。コンプレックスはいつかクローンたちを見つけるだろう。君の優しさは尊いが、人類への脅威は消し去れなかった。だが、君が逃げるのを手助けしよう。潜水艇が使えるようロックを解除しておくよ。」

デックス

「えっ、何?クローンを殺さないと潜水艇のロックは解除できないって言ったじゃないの!」

クローンを殺す以外に、潜水艇のロック解除ができるとは聞いていません。まさか、こいつ、また嘘ついてやがったな!? デックスの追求にレイキャストは悪びれず答えます。

レイキャスト

「君が間違った選択をしないか心配だったんだ。僕が悪かったのかい?君のような人物を何年も待ち続けたんだ、デックス。全てを終わらせてくれる人物をね。すまない。他に方法がなかったんだ。」

また嘘をつかれた怒りがありましたが、レイキャストが淡々とした語り口で苦しみを語ると、彼なりに苦しさもあったのかなと思います。もういいよ。

デックス

「あなたはどうするの…これから。何かできることがある?」

レイキャスト

「私の肉体はここに残るしかない…だが、私の意識はどこでも行きたい場所に行ける。正体がバレていないなら、まだ私は自由だ、デックス。」

レイキャストはここから逃げられないことをわかっており、これ以上、何かしてくれとは言ってきません。

海底からの脱出!!

潜水艇が使えるようになったなら、さっさとここからオサラバしましょう。エレベーターを使って、潜水艇のドックに向かいます。レイキャストの言う通り、ドックのロックは解除されています。

ドックに入ると、イベントシーンが挿入されます。デックスを乗せた潜水艇が海面に向けて進んでいきます。

潜水艇はハーバー・プライムの河に浮かび上がります。雨と共に、河一面にいろんな感情が降り注ぎます。

イベントシーンが終わると、デックスはハーバー・プライムの港に立っており、自由に動かすことが可能です。

ハーバー・プライムのどこの地区にも行けそうですが、どこにも行くあてのない今、行くとすればトニーズでしょうか。

デッカーがいなくなった今、トニーしかいないでしょうが、とりあえずトニーズに向かいます。

思いがけない招待状

トニーズの店内に入ると、いきなりデックスは武装したアーマギアー兵に囲まれます。しかし、デックスに声をかけてきた口調はこれまでになく丁寧な口調です。

アーマギアー兵

「そこで止まるんだ!ここはアーマギアーによって閉鎖された… いや、構えやめ!申し訳ありません、お嬢さん。お待ちしておりました。気楽になさってください。私はブックナー中尉。何なりとお申し付けください。」

デックス

「“お嬢さん”?“何なりとお申し付けください”?なんの冗談なの?」

これまで追いかけられ、襲ってきたアーマギアー兵とは思えないほどの丁寧な口調のため、デックスも戸惑います。

アーマギアー兵

「混乱されるのも仕方ありません。ですが、“依頼人”のお住まいまで無事にお送りするように命令されています。招待状です。ご出発の準備が整われたら、お声がけください。お嬢さん。」

デックス

「トニーはどこ?彼に何をしたの?」

アーマギアー兵

「あの太ったオタクのことですか?彼は大丈夫です、お嬢さん。お友達は…丁重に扱うよう仲間には伝えています。」

デックス

「で、“依頼人”ってだれ?クロウなのね?」

アーマギアー兵

「その通りです。お嬢さん。」

デックス

「もし嫌だと言ったら?また追いかけて、無理やり引きずってでも連れていくんでしょ、違う?」

アーマギアー兵

「私はご招待をお伝えしてエスコートすることです。無理やりお連れすることではありません。」

うーん、クロウからの招待って一体なんでしょうか。そういえば、ハモンドが「クロウは、自分が認めたもののために壮大な計画をしている」と言っていましたが、それと関係あるのでしょうか?そもそも殺そうと思えば、こんな手間のかかったことはしないでしょう。身を委ねることにします。

デックス

「わかったわ。準備は整ったわ。行きましょう。」

アーマギアー兵

「了解しました。包囲を解くんだ。軌道外を目指し、すぐに出発するぞ。お嬢さん、搭乗をリラックスして楽しんでください。」

中尉がそう言い終わると、いきなりイベントシーンが始まります。スペースシャトルが宇宙へ飛び立っています。

音声「マニュアルでのアプローチに切り替えます。」

まさか、海底から地上へ戻って、すぐに宇宙へ行くとは思っていませんでした。驚きつつ見ていると、シャトルは軌道上にある奇妙な衛星へ向かっていきます。どうやらクロウの居場所はこの衛星のようです。

ジェットコースターな展開ですが、ちょっとワクワクします。

お前は要件を満たしているか

イベントシーンが終わると、デックスは衛星の到着ロビーにいます。そこには品の良さそうな男性が立っており、デックスに話しかけてきます。

ネストル

「いらっしゃいませ。ご到着はほぼ予定通りですね。マダムがお待ちです。さあ、この扉をお進みください… ご存知の通り、これが最後の試練です。マダムはあなたが要件を満たしているかどうかまだ見極めようとしておられます。」

おいおい、一体なんのこと?わからないデックスは問い返します。

デックス

「要件?一体なんのための要件なの?」

ネストル

「申し訳ありませんが、これ以上は言えません。ですが、試練の部屋に入れば全てが明らかになるでしょう。

デックス

「“マダム”に名前はないの?“クロウ”のことね。」

ネストル

「それは直接お会いになってお尋ねください。これ以上は申し上げられません。」

要件とは何か?わからないことだらけですが、先へ進むしかなさそうなので、デックスは示された奥の部屋に向かうことにします。

試練の部屋にて

試練の部屋は、部屋中が真っ白の大きな部屋でした。部屋の中央には何かの球体がありますが、動きません。

部屋の左側には眩いばかりの光が吹き出しており、どこかに繋がっているようです。デックスが思い切って中に入ると、光に包まれてどこかに転位します。

気がつくと、デックスは「リッチモンド」に成り代わっています。追ってくるアーマギアーから、工業地区まで逃げろと言われます。理由はわかりませんが、どうやら別人の人生の一部を追体験しているようです。

途中、敵が現れますが、頑張って倒しつつ先へ進みます。なんとか工業地区までたどり着くと、そこにはミランダがおり、ミランダの叫び声とともに、デックスは再び試練の部屋に戻されます。

他人の人生を追体験させつつ、どれほど危機を乗り越えられるか試されているのでしょうか。いきなりの展開なので、いまいちよくわかりません。

試練の部屋に戻ると、今度は部屋の右側に新しく光が吹きだしています。今度はこちらの光に入ってみます。デックスは再び別の場所に転位させられます。

次に、デックスが成り代わったのは、なんと「デッカー」です。海底研究所に連れてこられたデッカーとして、研究施設から脱出を図るという試練です。

デッカーは死んだはず?と混乱しますが、ひょっとして一命をとりとめて、研究所に連れてこられたのでしょうか。事実なのか、そうじゃないのか。確信が持てませんが、本当に生き延びていたら、、、と願わずにはいられません。

ちなみに、デッカーはデックスのことを心配しつつ、レイキャストが嘘をついていたことに激おこプンプンです。

レイキャストは、メインフレームをデッカーにハッキングさせて、クローンを殺そうとします。脱出するために、デッカーはレイキャストの指示に従わざるを得ません。敵を倒しつつメインフレームに向かいます。

デッカーがメインフレームにハッキング用のドライブを差し込んだところで、試練は終わります。

とりあえず2つの試練をクリアしましたが、この試練が事実なのか、人生の別の可能性を体験しただけなのかよくわかりません。モヤモヤします。。。うーんと唸りながら、試練の部屋をうろつくと中央の球体のボタンを押すことができるようになっています。おっ、なんだこれ。

デックスがボタンを押すと、球体のドームが開いてベッドに座った人物が現れます。

球体から現れた人物がクロウなのか、彼女の口から何が語られるのか。とても気になりますが、長くなってきたので、今回はここまで。

恐らく次回がデックス攻略記の最終回となると思われます。クローンを逃したデックスにどういう結末が待ち受けているのか。どういう未来を選ぶことができるのか。乞うご期待!

では。