こんにちは、ゆうじんです。
お待たせしましたWasteland 2: Director’s Cut 攻略記(その24)です。
前回、RADスーツの改良のために必要な猫砂を集めきったエコーチーム。ベアーたちは猫砂をウッドソン中尉に託し、RADスーツの改良を頼むことにしました。RADスーツの改良には時間がかかるため、その間に救援信号を送ってきた農場ウィッティアに向かいますが、現地に到着すると、レンジャーを脅威に感じるシンスたちの待ち伏せに遭遇します。多数のシンスに包囲されたベアーたちは苦戦しつつも、なんとか敵を全滅させます。
●ベアー:元猟師の娘。ミュータントに家族を殺され、レンジャーに復讐を手伝ってもらったことが縁でデザートレンジャーに入隊した。見た目と違い実はオラオラ系。29歳。(ハード・アス担当) | |
●チェリーボム:爆発物を好む元少女兵。職業柄、口数が少なく、耳もあまり良くない。アナログ機械の修理が得意。25歳。 | |
●ヘックス:アポカリプス以前の技術を集めたり修理することで生計を立てていた元スカベンジャー。意外に良識派ナリ。24歳。(スマート・アス担当) | |
●ピルズ:古い刑務所近くの盛り場で酔っ払いなどの治療を通じて腕を磨いた衛生兵。薬の調合には自信あり。おだて上手な24歳。(キス・アス担当) |
シンスの待ち伏せから逃れたベアーたちは、ウッドソン中尉からRADスーツの改良が終わったと連絡を受け、サンタフェ基地で改良されたRADスーツを手に入れようとしますが、デュガンのロボットたちに基地は襲撃されます。エコーチームの活躍でロボットは撃退され、ベアーたちはやっと改良されたRADスーツを受け取りました。今回は、もっと放射線の強い南部へ行けるよう、更にRADスーツを改良するために北のグリフィスパークへ向かいましょう。
※本攻略記はネタバレありのプレイ日記ですので、未プレイの方はご注意ください。また、文中のキャラクターの発言・行動は、ゲーム内での会話や行動をそのまま使っている以外に、筆者が脳内補完している部分がありますので、ご容赦ください。
※キャラ画像はブリリアントサービスさんの「星宝転生ジュエルセイバー フリーコンテンツ」を利用させていただいています。
デザートレンジャーの偽物!?
RADスーツの改良ばかり求められますが、核で汚染されたこの世界では仕方ありません。ベアーたちが北へ向かおうと動き始めると、地元の住民がマナーライトに救難を求める無線を受信します。
無線
「親愛なるミスター・マナー!ま、招かれざる客が私の家に押し入って、いくらお願いしても出て行ってくれないのです。彼らの服装はカウボーイハットで、周りの人を銃撃しています!」
救難信号を受けたミスター・マナーは、マナーライトのガードである礼節執行官を派遣するようですが、地理的にはベアーたちの方が早く到着できそうです。北へ行くのは後にして、救難信号が発信されたプラヤ・デル・レイへ、ベアーたちは向かうことにします。
プラヤ・デル・レイはロサンゼルスの西端にあり、すぐに到着します。
しかし、ベアーたちが集落に入るとすぐに到着したにも関わらず、住民たちは無残にも殺されてしまっています。なんと非道な!!
襲撃者がまだ辺りにいるかも知れないので、周囲を調べつつ慎重に進むと、建物の壁に見覚えのある星形のマークがペンキで書かれているのを見つけます。これってデザートレンジャーのマークですやん!?何故こんなところにレンジャーのマークが書かれれているのか全くわかりません???
さらに慎重に周囲に気を配りながら進むと、壊れた車の下にシンスの腕が残っているのを発見します。状況証拠から考えて、どうやらこの惨状はチルドレンオブシタデルの仕業の模様。さっきのデザートレンジャーのマークも、シンスたちがレンジャーに罪をなすりつけるための偽装工作に違いありません。許すまじ。
さらに集落の奥へ進むと、ベアーたちはマナーライトの礼節執行官たちと出会います。我々と同じく、救難信号を受けて派遣されてきた者たちです。礼節執行官たちはベアーたちを見つけると、大声で警告してきます。
礼節執行官
「武器を下ろしたまま、身元を明らかにしなさい!」
ベアー
「私たちはデザートレンジャーよ。」
礼節執行官
「ひょっとして… この凄惨な状況はあなたたちデザートレンジャーの仕業ですか?」
ま、そりゃ疑われるわな。ですが、さっき見つけた証拠もあります。ここは正直に否定しておきましょう。
ベアー
「いいえ、違うわ。チルドレンオブシタデルの仕業よ。これを見て、プラスチック製の腕よ。」
ですが、礼節執行官はシンスの腕を見ただけではすんなり信用してくれません。
礼節執行官
「それでは十分な証拠とはなりません。あなたたちがシンスに濡れ衣を着せるために、こっそりと仕掛けておいたとも考えられます。」
ベアー
「その理屈だと、私たちに濡れ衣を着せるために、レンジャーのマークを落書きしておいたとも言えるんじゃない?」
礼節執行官
「うう… わかりました、レンジャー。真実がわかるまでは、部下の命を危険にさらしてまでマナーを教えることもないでしょう。この場は譲ります。しかし、あなたたちには疑いが残っています。あなたたちの顔はしっかり覚えましたからね。」
そう言うと、礼節執行官はベアーたちにこの場を去るように言います。腹は立ちますが、ベアーたちの仕業ではないと証明してくれる人もいないので、このままでは水掛け論です。このままここに留まって、無用に揉め事を起こすのは得策ではありません。仕方なく、ベアーたちは集落を後にします。
偽レンジャー襲撃の証拠を探せ!
集落から出ると、ウッドソン中尉からの無線が入ります。
サンタフェ基地
「こちらサンタフェ基地、聞こえるか。マナーライトの回線が騒がしい。どうやら君たちが民間人を殺害したと思っているらしい。」
ベアー
「私たちが到着した時には、民間人はすでに死んでいたわ。現場にはシンスの腕が残されていたけどね。シンスの仕業よ。」
すると、ウッドソン中尉はマナーライトの誤解を解くべきだと言います。
サンタフェ基地
「よく聞いてくれ。この状況は黙って見過ごせない。今回の襲撃の真犯人の証拠、マナーライトに示せる何かを見つける必要がある。これが今の最優先事項だ。気をつけてくれ。」
そりゃそうですな。このままだとロサンゼルスの住民に誤解され、この地に法と正義による平和を確立しにくくなります。真犯人を明確に示す証拠か、証人を見つけにいきましょう。またまた、北へ向かうのは後回しです。
怪しげなシンスたち…
証拠を見つけると言っても手掛かりがないので、ロサンゼルス内をうろついて回ります。ベアーたちがロングビーチの小さな集落を歩いていると、奇妙な一団に出会います。見るからにシンスたちです。
シンス
「我々はチルドレンオブシタデル。マティアス様の信奉者だ。俺たちは町から町を巡って、マティアス様の語る言葉を広め、エボルブになる利点を知らしめて信徒を募集している。あんたたちも興味があるなら、パンフレットをあげよう。」
このシンスたちはチルドレンオブシタデルへの勧誘者の一団と言いますが、ひょっとしたら偽レンジャーたちかも知れません。こちらは身分を明かさずに情報を聞き出すことにします。偽レンジャーだったら、何かボロが出るはずです。。。
ベアー
「エボルブってどう言う意味なの?」
シンス
「速く走れるようになったり、重い物を持ち上げれるようになる強化された肉体が得られるということだ。さらに止まることのない原子力心臓もついてくる。だがこれは移行段階での話だ。マティアス様がデュガンとデザートレンジャーを打ち破れば、平和が訪れる。そしてマティアス様は我々をイグゾルテッドにしてくださる。」
ベアー
「イグゾルテッドって何なの?」
シンス
「イグゾルテッドとは俺たちの最終形態のことだ。シンスのように完全な人工の肉体でありながら、内部には脳と神経を移植する。今のマティアス様がそうだ。そして我々も時が訪れればそうなるのだ。」
ベアー
「ヘェ〜。ところで、デュガンって何者なの?」
シンス
「反マティアスを標榜する野郎だ。マティアス様はロボットと人類の融合を望んでいる。デュガンが望んでいるのは人類を完全に消し去り、ロボットだけの世界を作ることだ。」
うーん、こちらの質問に丁寧に答え、嘘はついてないようです。ただの勧誘団と言うのは本当かも。。。様子を見るために、もうちょっと話をしていると、シンスは本拠地シールビーチの場所を教えてくれます。
シンス
「興味をお持ちなら、シタデルが俺たちの本拠地だ。シールビーチにある。今は放射線の影響で行くのは難しいが、あんたたちの地図に場所を書いておいてやろう。」
こんなに情報をたくさん漏らす一団が、秘密裏に偽レンジャーとして行動する部隊だとは思えません。ただの勧誘者と言うのは本当のようです、残念。。。ま、偽レンジャーではなかったのですが、マティアスたちがレンジャーを敵対視しているのは事実なので、このままシンスたちを野放しにしておけません。そろそろ身分を明かしましょうかね。
ベアー
「勧誘者の皆さん、情報ありがとう。で、我々はレンジャーなの。」
シンス
「な、なんだと…!お前たちは敵だ!殺せ!デザートレンジャーだ!やられる前に殺すのだ!」
想像通り、驚いたシンスたちと戦闘開始となりますが相手も油断していたからか、あっさりと倒すことに成功します。それにしても偽レンジャーはどこに???再び真犯人を探しに戻ります。
再びの救難信号!!
手掛かりもなく、再びロサンゼルス内を歩き回っていると、住民がマナーライトに助けを求める無線をまたしても傍受します。
無線
「(背後から銃声)親愛なるミスター・マナー、私はブライアン・フィンリーと申します。変わった見た目の生命体から攻撃を受けています。人の形をしていますが、人間とは思えません。礼節執行官を派遣していただけたら…(銃声)」
「人の形をしているが人間とは思えない」とは、またしても偽レンジャーのシンスが襲っているに違いありません。レンジャーへの嫌疑を晴らすチャンスです。ベアーたちは救難信号の発信元のボールドウィン・ヒルズへ急行します。
前回のように手遅れにならないように、すぐに町へ移動するとシンスがデザートレンジャーの服装を着て町を襲っています。
偽レンジャー
「デザートレンジャーの名の下に降伏しろ!」
ビンゴ!偽レンジャーはこいつらです。ベアーたちが偽レンジャーの背後に近づくと、救難信号を発信した男性がバリケードの向こうから怒声をあげます。
ロジャー・リー
「クソッ!敵の増援だ!」
しかし、偽レンジャーのシンスたちは何のことかわかりません。
偽レンジャー
「増援?誰…?うわっ!レンジャーだ!」
コントかよ!とツッコミたくなる流れですが、そのまま偽レンジャーとの戦闘が開始です。
偽レンジャーの人数も多いですが、非道な偽レンジャーに負けるわけにはいきません。頑張って戦います。すると、その様子をみた住民は驚きます。
ロジャー・リー
「あいつら何やってんだ?味方同士で殺し合っているぞ。どうなってんだ。」
この住民がきっと証人になってくれるはず。そう考え、全力を尽くして、偽レンジャーを倒します。ふぅ。偽レンジャーを倒した後、周囲を見渡すと、前の事件現場で見かけたレンジャーのマークと同じものが壁に書かれていました。
やはりこの偽レンジャーたちが真犯人で間違いなかったようです。
レンジャーへの誤解が解ける
偽レンジャーとの戦闘が終わり、救難信号を送った男性と話します。
ロジャー・リー
「どうして俺たちを助けてくれたんだ?あんたたちは奴らの仲間じゃないのか?」
ベアー
「仲間なんかじゃないわ。よく見て、彼らは変装したチルドレンオブシタデルの連中よ。」
真相を知った男性は驚きの声をあげます。
ロジャー・リー
「なんてこった!でっち上げだったのか!奴らは自分たちをレンジャーだと思わせようとしていたんだ!」
タイミングの良いことに、そこにマナーライトの礼節執行官たちが現れます。
礼節執行官・隊長
「礼節執行官だ!武器を下ろしなさい!さて、何があったのだ?なんてことだ!デザートレンジャーの新たな襲撃だ!」
オイオイ、お前の目は節穴かよ!とツッコミたくなりますが、住民の男性が先にツッコンでくれます。
ロジャー・リー
「待て!このレンジャーたちが助けてくれたんだ!そっちの連中は変装したチルドレンオブシタデルだ!」
礼節執行官・隊長
「何?本当か?確かにそうだ!この『レンジャー』は全然違うぞ!こいつらはエボルブだ!」
真実を知った礼節執行官はこれまでの非礼を詫びます。
礼節執行官・隊長
「これまでの非礼をお許しください。皆さんは襲撃は模倣者によるものだと言っておられましたが、私たちはそれを信じることができませんでした。今日起こったことはエンジェルオラクルの人々に必ず伝えましょう。それに、チルドレンオブシタデルが我々のテリトリーで歓迎されることはもうありません。マティアスの言葉には騙されません。」
そう言うと、礼節執行官たちは去っていきます。レンジャーへの誤解が解けたのと、エンジェルオラクル周辺でチルドレンオブシタデルの勢力拡大を抑えることができたので、一応、解決と言っていいでしょう。サンタフェ基地のウッドソン中尉にも報告しておきます。
ベアー
「こちらエコーワン。偽物のレンジャーたちを始末したわ。マナーライトたちの誤解もとけた。」
サンタフェ基地
「よくやった。マナーライトもやっとわかってくれたようだな。だが心配事もある。マティアスが情報戦に敗れた今、今度は昔ながらのやり方をとってくるだろう。この先、より激しいシンスの攻撃にさらされる可能性がある。とにかく、今回はいい仕事をしたな。以上。」
確かに、マティアスがこのまま引き下がるとは思えません。従来以上に激しい攻撃を加えてくる可能性が高いですね。気を引き締めていきましょう。さて、今回はここまで。
次回は、RADスーツを改良するために再び北のグリフィスパークへ向かいましょう。